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Adobe ExpressとCanvaを使い、30分でWebページを作り比較してみた

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Webページを作成する際には、専門的な知識が必要とされることがありますが、最近はAdobe ExpressやCanvaといったツールが人気を集めています。これらのツールは、初心者でも簡単にWebページを作成することができ、デザイナーでなくても誰でも利用できる手軽さがあります。今回は、Adobe ExpressとCanvaの特徴や利点、欠点を比較しながら、Webページ制作に役立つ情報をご紹介します

Adobe Expressの特徴

AdobeExpress

Adobe Expressは、Adobeが提供する無料のWebページ制作ツールで、高品質な写真素材が提供されていることが最大の特徴です。また、直感的な操作でレイアウトが作成でき、動きのあるWebデザインも簡単に作成できる点が魅力的です。

この記事では、Adobe Expressの基本的な使い方と、おすすめの機能を紹介します。Adobe Expressを使えば、デザインの知識がなくても、プロ並みのWebページが作れるようになります。

Adobe Expressの登録方法

Adobe Expressを使うには、まずAdobe IDを取得する必要があります。Adobe IDは無料で作成できます。以下の手順に従って登録しましょう。

1. Adobe Expressの公式サイトにアクセスします。
2. 右上の「無料で始める」ボタンをクリックします。
3. 「新規登録」を選択し、メールアドレスやパスワードなどを入力します。
4. 「利用規約に同意して登録」ボタンをクリックします。
5. 登録完了のメールが届くので、メール内のリンクをクリックして認証します。

 

これでAdobe Expressの登録は完了です。Web版やモバイルアプリ版でログインして利用できます。

Adobe Expressの基本的な使い方

Adobe Expressでは、テンプレートを選んでカスタマイズするだけで、簡単にWebページを作成できます。以下の手順に従って作成しましょう。

1. Adobe Expressにログインします。
2. 左上の「新規プロジェクト」ボタンをクリックします。
3. 「Webページ」を選択します。
4. 好きなテンプレートを選んでクリックします。
5. テンプレートの内容を編集します。テキストや画像はドラッグアンドドロップで移動やサイズ変更ができます。
 右側のパネルから色やフォントなども変更できます。
6. 編集が終わったら、「公開」ボタンをクリックします。
7. 公開されたWebページのURLをコピーして、SNSやメールなどでシェアしましょう。

 

これでWebページの作成は完了です。簡単にオリジナルのWebページが作れましたね。

Adobe Expressのおすすめ機能

Adobe Expressには、他にも便利な機能がたくさんあります。ここでは、特におすすめの機能をいくつか紹介します。

  • 写真素材:Adobe Stockから無料で写真素材を利用できます。高品質な写真が豊富に揃っているので、自分で撮影する必要がありません。
  • 動画素材:Adobe Stockから無料で動画素材を利用できます。動画素材はWebページに動きを加えて、印象的にする効果があります。
  • アニメーション:Webページにアニメーションを追加できます。テキストや画像にフェードインやスライドなどのアニメーションを設定できます。
  • レスポンシブデザイン:Webページはスマートフォンやタブレットなどのデバイスに合わせて自動的にレイアウトが調整されます。どのデバイスでも見やすいWebページになりま

以上、Adobe Expressの基本的な使い方と、おすすめの機能を紹介しました。Adobe Expressは無料で使えるので、ぜひ試してみてください。あなたのアイデアをパッとカタチにしましょう。

 

デメリット

Adobe Expressにもデメリットがあります。ここでは、Adobe Expressのデメリットについて紹介します。

自由度が高い故に難易度が高い


Adobe Expressは、テンプレートや素材を使って簡単にデザインできますが、自由度が高い分、操作や設定が複雑になります。慣れるまでは製作時間がかなりかかり、初心者や普段使いしない人には不向きなソフトです。また、Adobeの他のアプリとの連携や互換性も低いため、プロのデザイナーには物足りないかもしれません。

無料版では機能や素材が制限される

Adobe Expressは無料で使えますが、無料版では機能や素材が制限されます。例えば、PDFでの保存や変換、オリジナルフォントやロゴの追加、自動サイズ変更などのプレミアム機能は使えません。また、Adobe StockやAdobe Fontsのライブラリも一部しかアクセスできません。すべての機能や素材を使いたい場合は、有料のプレミアムプランにアップグレードする必要があります。

インターネット環境に依存する

Adobe Expressは、WEB版とモバイル版がありますが、どちらもインターネット環境に依存します。WEB版はブラウザから直接利用できますが、オフラインでは使えません。モバイル版はスマホにダウンロードして利用できますが、オフラインでは保存や共有ができません。インターネット環境が不安定だと、作業中にエラーや遅延が発生する可能性もあります。

文字詰めなどが難しい

文字を入力すると、自動的にフォントやサイズが決まりますが、それを変えるには手間がかかります。また、画面の一部しか表示されない場合があり、全体のバランスが見えにくいです。もう一つは、自由度が低いということです。細かいレイアウトを作成することはできませんし、テーマも少ないため、構成をある程度考える必要があります。

Adobe Expressは、手軽に編集したい人にはおすすめのアプリですが、細部までこだわりたい人には不向きかもしれません。自分の目的や好みに合わせて、使い分けることが大切です。

 

Canvaの特徴

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Canvaは、Webページ制作だけでなく、ポスターや名刺などの作成にも利用される、オールインワンのツールです。テーマのテンプレートが豊富であり、細かく文字の設定ができる点が最大の利点です。また、日本語でAIイラストが簡単に作成できる点も魅力的です。

Canvaの登録方法

Canvaは、無料で使えるプロフェッショナルなデザインを作成できるサービスです。Canvaに登録すると、ロゴやポスター、名刺、フライヤーなど、さまざまな用途に合わせたテンプレートを利用できます。また、自分で写真やアイコン、フォントなどをカスタマイズすることもできます。Canvaの登録方法はとても簡単です。以下の手順に従ってください。

1. Canvaの公式サイト(https://www.canva.com/)にアクセスします。
2. 画面右上の「無料で始める」ボタンをクリックします。
3. 登録方法を選択します。メールアドレスとパスワードを入力するか、GoogleやFacebookのアカウントでログインすることができます。
4. 登録が完了したら、画面に表示される質問に答えて、目的や興味に合わせたデザインを提案してもらいましょう。
5. 以上でCanvaの登録は終了です。画面左上の「テンプレート」からお好きなデザインを選んで、自分だけの作品を作り始めましょう。
 

Canvaの基本的な使い方

Canvaは、プレゼンテーションやポスター、ロゴなど様々なデザインを簡単に作成できるツールです。Canvaの特徴は、以下の通りです。

  • 無料で利用できる
  • 豊富なテンプレートや素材が用意されている
  • ドラッグアンドドロップで操作できる
  • クラウド上で保存されるので、どこからでもアクセスできる
  • チームで共同作業ができる

 

では、Canvaの基本的な使い方を見ていきましょう。まず、Canvaの公式サイトにアクセスして、アカウントを作成します。メールアドレスやFacebook、Googleなどで登録できます。登録後、ダッシュボード画面に移ります。ここでは、作成したデザインやお気に入りのテンプレートなどが表示されます。

次に、新しいデザインを作成する場合は、左上の「デザインを作成」ボタンをクリックします。すると、様々なサイズや用途のテンプレートが表示されます。例えば、プレゼンテーションやポスター、名刺などを選択できます。また、カスタムサイズで自分でサイズを指定することもできます。

テンプレートを選択すると、エディタ画面に移ります。ここでは、テキストや画像、図形などの要素を自由に配置したり編集したりできます。左側のメニューから、テンプレートや写真、要素などを選択してドラッグアンドドロップで配置します。右上のメニューからは、色やフォント、背景などの設定を変更できます。

デザインが完成したら、右上の「ダウンロード」ボタンからファイル形式や品質を選択してダウンロードできます。また、「共有」ボタンからは、リンクやコードを生成して他の人と共有したり、SNSやメールなどに直接送信したりできます。

Canvaのおすすめ機能

Canvaの有料プランであるCanva Proのおすすめ機能をご紹介します。Canva Proには、無料版にはない多くの便利な機能があります。その中から、私が特に気に入っている5つの機能をピックアップしてみました。

 

1. ブランドキット
ブランドキットとは、自分のブランドの色やロゴ、フォントなどを登録しておくことで、簡単にデザインに反映できる機能です。例えば、ブログやSNSの投稿画像を作るときに、毎回色やフォントを選ぶ手間が省けます。また、ブランドの統一感も高まります。ブランドキットは、Canva Proでは無制限に作成できます。

2. マジックリサイズ
マジックリサイズとは、作成したデザインをワンクリックで別のサイズに変換できる機能です。例えば、インスタグラム用の画像を作ったあとに、同じデザインでYouTube用のサムネイルやTwitter用の画像を作りたいときに便利です。マジックリサイズは、Canva Proでは無制限に使用できます。

3. 動画編集
動画編集とは、Canvaで動画を作成したり編集したりできる機能です。Canvaでは、動画テンプレートや動画素材が豊富に用意されており、ドラッグアンドドロップで簡単に動画が作れます。また、テキストや音楽、エフェクトなども追加できます。動画編集は、Canva Proでは無制限に使用できます。

4. 背景透過
背景透過とは、写真やロゴなどの背景を透明にすることができる機能です。例えば、自分の写真を切り抜いて別の背景に合わせたり、ロゴを透明化してオリジナルグッズに使ったりできます。背景透過は、Canva Proでは無制限に使用できます。

5. チームテンプレート
チームテンプレートとは、チームメンバーと共有できるテンプレートのことです。例えば、会社や団体のメンバーと同じデザインの名刺やチラシなどを作りたいときに便利です。チームテンプレートは、Canva Proでは無制限に作成できます。

 

デメリット

Canvaは、オンラインで簡単にグラフィックデザインができるツールです。多くの人がCanvaを利用して、ロゴやポスター、SNS用の画像などを作成しています。しかし、Canvaにもデメリットがあります。今回は、Canvaのデメリットについて紹介します。

自由度が低い

Canvaは、テンプレートや素材を豊富に用意してくれていますが、それらを自由にカスタマイズすることはできません。例えば、テンプレートのレイアウトやフォント、色などを変更したい場合、限られた選択肢の中からしか選べません。また、自分で画像やアイコンなどをアップロードして使うこともできますが、それらを編集する機能はほとんどありません。したがって、Canvaでは、オリジナル性や個性を出すことが難しいと言えます。

無料版では背景削除ができない

背景削除とは、画像の背景を透明にすることで、別の画像や色に合わせて使えるようにすることです。背景削除は、グラフィックデザインにおいて重要な機能の一つですが、Canvaでは有料版でしか利用できません。無料版では、背景を白や黒などの単色にすることしかできません。これでは、画像の合成やコントラストなどを調整することができず、デザインの幅が狭まります。

テンプレートがオリジナルでない

Canvaは、数千種類ものテンプレートを提供していますが、それらはすべてCanvaが作成したものではありません。実は、Canvaは他のサイトからテンプレートを借りてきていることが多いのです。つまり、Canvaで作成したデザインは、他の人と同じものになる可能性が高いということです。特にビジネスやブランディングにおいては、オリジナル性や差別化が重要ですから、この点は注意しなければなりません。

以上、Canvaのデメリットについて紹介しました。Canvaは便利なツールですが、それだけに頼ってしまうとデザイン力や創造力が低下する恐れがあります。また、他の人と同じようなデザインになってしまう可能性もあります。

 

結論…使いやすい方を選ぶ

Adobe ExpressとCanvaは、それぞれにメリットとデメリットがあります。Webページ制作には、自分にとって使いやすい方を選ぶことが重要です。両方のツールを試してみて、自分がやりたいデザインが無料でどこまで作成できるかを確認することが大切です。

 

 

Adobe Expressで30分で制作したwebページはこちら

 

フリーランスデザイナーにとってホームページを作らないと損する3つの理由

Canvaで30分で制作したwebページはこちら

 

canva

 

まとめ

Adobe Expressは高品質な写真素材が利用できるため、美しいWebページを作成することができます。Adobeサービスに登録している人はAdobe Expressをおすすめです。

Canvaはテーマのテンプレートが豊富で、細かなカスタマイズが可能です。しかし、両方にはメリットとデメリットがあります。自分が使いやすい方を選ぶことが重要で、実際に試してみて、自分がやりたいデザインが無料でどこまで作成できるかを確認することが大切です。

Webページ制作を行う際には、Adobe ExpressやCanvaの利用を検討してみてください。

※本気でデザインの道に挑戦するならAdobe CCをおすすめします。Adobe ExpressもPro版として使えます。

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