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【巨星墜つ】漫画印税100億円超え!鳥山明先生の偉大なる遺産とAIの未来

鳥山明

『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』や『ドラゴンクエストのキャラクターデザイン』で知られる漫画家・鳥山明先生が、2024年3月1日に亡くなっていたことが、8日、『ドラゴンボール』の公式X(旧Twitter)で発表された。68歳だった。漫画界における鳥山明先生の功績は計り知れません。広告デザイナーから世界的な漫画家へと転身し、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの作品を通じて、多大な影響を与えました。鳥山明先生の独創的なキャラクターデザインやストーリーテリングは、今もなお多くのファンに愛され続けています。しかし、漫画制作の未来はAIの導入によってどのように変わるのでしょうか。AI技術が漫画制作に及ぼす可能性、それに伴うエシカル(倫理的)な課題や故人作品の扱いについて、本記事では深く掘り下げていきます。

鳥山明先生の転身と功績

鳥山明の転身と功績

デザイナーから漫画家へ

鳥山明先生はもともとデザイン会社で働いていましたが、毎日の単調な仕事に飽きてしまいました。そんなある日、喫茶店でたまたま手に取った『週刊少年マガジン』で新人賞の募集を見かけ、23歳で漫画家を目指すことにしました。しかし、初めての漫画作品は締め切りに間に合わず、代わりに『週刊少年ジャンプ』の新人賞に応募することに。この時は入賞は逃しましたが、ジャンプの編集者にセンスを認められるという、漫画家としての第一歩を踏み出すことになりました。

広告デザイナー時代

鳥山明先生が広告デザイナーとして働いていた時代、彼の創造力やデザインセンスが高く評価されていました。しかし、自分自身の世界観をより自由に表現したいという思いから漫画の道へ進むことを決意します。

漫画家への転身

鳥山明先生が漫画家になったばかりの頃、初めて「ジャンプ」に投稿した読み切り作品は、アンケートで残念ながらほぼ最下位でした。でも、その後もめげずに挑戦を続けた先生は、独自の画風と面白い話でたちまち人気者になりました。その作品たちは、多くの人たちに夢や感動を与え、漫画の世界に大きな変化をもたらしました。

世界的な成功

『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』など、鳥山明先生の作品は世界中で愛され、漫画だけでなくアニメ化されるなど多方面で成功を収めました。彼の作品は今でも多くのファンに支持されています。

偉大なる漫画印税の遺産

偉大なる漫画印税の遺産

漫画印税による成功

鳥山明先生が漫画から得た収入は100億円を超えています。これは、彼の作品が世界中で非常に人気があることを示しています。『ドラゴンボール』の漫画は2億6000万部以上売れており、予想される印税収入は114億4000万円に達しています。アニメやグッズの売り上げを含めると、鳥山明先生の生涯での収入はさらに大きな額になることが想像できます。

印税の規模

鳥山先生の漫画印税は、日本の漫画家の中でもトップクラス。彼の作品は世界中にファンを持ち、多くの国で翻訳されています。

作品の普遍性

彼の作品が世界中で愛される理由の一つに、年齢や国籍を問わず楽しめる普遍的な魅力があります。キャラクターやストーリーの独創性が、幅広い層に受け入れられています。

収入を超えた価値

鳥山先生の作品は、印税という形での収入を超え、世界中の人々に夢や希望、勇気を与える価値があります。その影響力は計り知れません。

鳥山明先生作品の魅力と影響

鳥山明先生作品の魅力と影響

キャラクター創造の背景

「Dr.スランプ」のアラレちゃんは、最初はもう少し普通の体の形で描かれていたけれど、話が進むうちに、もっとコミカルで小さい姿に変わりました。この変更で、キャラクターを描く手間が減り、物語の面白さともピッタリ合うようになりました。

「ドラゴンボール」では、特にナメック星の場面で、背景をシンプルにするために、荒れ地や乾いた草木の景色をよく使いました。これによって、細かい背景を描くのにかかる時間や手間を省き、話の進行にもっと集中できるようになりました。

さらに、キャラクターが超サイヤ人に変身する時に髪の毛が金色になるのは、黒髪を塗る手間を省くためで、同時にキャラクターがパワーアップしたことを目に見えてわかるようにしています。

これらの工夫は、鳥山明先生が連載の厳しいスケジュールを乗り切りながらも、作品の質を保つための賢い方法でした。先生のこの効率的なやり方は、彼の漫画が長く人々に愛され続ける理由の一つです

悪役の創造

鳥山明先生は、悪役を作るのが苦手だったそうですが、それでも彼が生み出した悪役たちは独特の魅力があります。実は、『Dr.スランプ』に出てくるDr.マシリトをはじめ、『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王やフリーザ、魔人ブウなど、悪役の見た目は鳥山明先生が担当していた編集者たちをもとにしているんです。これは、先生にとっての「嫌な奴」が実は歴代の編集者だったというちょっと面白い話でもあります。

かめはめ波誕生秘話

鳥山明先生が「亀仙人の必殺技」で「カメ」のついた名前を考えていた時、奥さんが「かめはめ波ってどう?」と提案しました。先生はそのアイデアを「面白い!」と感じて、実際に使うことにしました。この話から、「ドラゴンボール」の中でとても有名な技「かめはめ波」が奥様の提案で生まれたことがわかります。こんなふうに、身近な人のアイデアが大切にされ、作品の中で生きてくるのはとても面白いことですね。

キャラクターへの愛情

鳥山明先生がキャラクターに込める愛情は、読者にも伝わり、多くのファンを魅了して止まない理由の一つです。その創造背景には、彼ならではのユーモアと温かみがあります。

鳥山明先生の想いは受け継がれていく

鳥山明先生の想いは受け継がれていく

新作アニメとゲーム

鳥山明先生の心と創造力は、彼がデザインを手がけた最新のアニメ『ドラゴンボールDAIMA』や、さまざまなゲーム、例えば『SAND LAND』、『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』、そしてオンラインゲーム『ドラゴンクエストX』を通して、私たちの世界に色濃く残っています。これらの作品には、彼の無限の想像力が息づいており、彼のクリエイティビティがこれから先も長く続いていくことを教えてくれます。これらの作品を通じて、鳥山明先生は新しい世代のファンに向けて、夢と冒険の世界を引き継いでいるのです。それぞれのキャラクターや世界観は、先生の独特のスタイルと、物語を伝える強い意志の反映でもあります。

ドラゴンボールDAIMA

2024年秋スタートの『ドラゴンボールDAIMA』は、鳥山明先生がストーリーに関わった完全新作アニメシリーズです。彼の長年のファンにとって新たな物語の始まりを告げる作品となるでしょう。

SAND LAND

漫画作品で、2000年に『週刊少年ジャンプ』で短期集中連載されました。この作品は、鳥山明先生が『ドラゴンボール』終了後に描いた短期集中連載の一つで、老人と戦車を描きたいという先生の希望から生まれました。劇場アニメ、ゲーム、Webアニメとしても展開され、鳥山明先生の作品の多様性と幅広い影響力を示しています。

『ドラゴンクエストX』

ドラゴンクエストX オンライン(DQX)は、2012年に発売されたMMORPGです。『ドラゴンクエストX 未来への扉とまどろみの少女 オンライン』は、『ドラゴンクエストX』の7番目の最新追加パッケージで、果ての大地ゼニアスを舞台にした新たな冒険を描いています。この追加パッケージでは、夜の闇に覆われ眠ってしまうメネト村の住人や、人を喰らう魔物が頻繁に出没するアマラーク王国など、異変に立ち向かうキャラクターたちの物語が展開されます。
2024年3月21日に発売される『ドラゴンクエストX オンライン オールインワンパッケージ version 1-7』には、この最新パッケージを含む、これまでの『ドラゴンクエストX』のすべての追加パッケージが含まれており、初めてプレイする方から、異なる機種で遊びたい方まで幅広く対応しています。

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ドラゴンクエストXII

発売日は未定ながらも、『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』は制作中です。鳥山明先生のキャラクターデザインは、このシリーズを象徴する重要な要素の一つです。鳥山明先生とすぎやまこういち先生の最後のドラクエになる。

作品の持続的な影響

鳥山明先生の作品は、新旧のファンに愛され続けています。彼の想いが新たな形で受け継がれていくことは、その影響力が未来にも続くことを意味しています。

漫画制作におけるAIの可能性

漫画制作におけるAIの可能性

AI技術の進化と漫画制作

AI(人工知能)の技術がどんどん進化している今、漫画作りにも新しい風を吹き込んでいます。キャラクターのデザインや物語の筋を思いつくのに、AIを使うことができるようになりました。これは、作る過程で新しい方法を試せるってことを意味しています。そんな中、漫画の神様とも呼ばれる手塚治虫先生の「ブラック・ジャック」の新しい話を、AIと人間が一緒に作るプロジェクトが進行中です

今年で連載開始から50周年を迎える「ブラック・ジャック」。この記念すべき年に、AIと人間のコラボレーションで新作を作り出す試みが始まりました。このプロジェクトの目的は、AIが人間の創造性にどれほど貢献できるか、その可能性と問題点を探ることにあります。AIによる創作支援は、これからの漫画制作にどんな影響をもたらすのか、非常に興味深い展開が待っています。

クリエイティブな支援

AIは、漫画家がキャラクターや背景を描く際のアイデアを提供することができます。これにより、創作の幅が広がり、より多様な表現が可能になります。

時間の節約

AIを活用することで、描画や色彩の選定など、時間を要する作業を効率化できます。これにより、漫画家はストーリー構築やキャラクター開発により多くの時間を割くことができるようになります。

新しい表現の可能性

AIによって提案されるユニークなデザインや構成は、従来の漫画制作では考えられなかった新しい表現を生み出す可能性を秘めています。

エシカル(倫理的)な課題と公正な利用

エシカル(倫理的)な課題と公正な利用

AI利用における倫理的な問題

漫画を作る時にAI(人工知能)を使うと、たくさんの新しいチャンスが生まれますが、同時にいくつかの難しい問題も出てきます。特に、作品の著作権や、漫画を作る人の創造性にどう影響するか、といった問題です。これらの問題にうまく対応するためには、漫画を作る人たちの権利を守るためのルールが必要になります。漫画家の権利をしっかりと守ることは、AIを使った漫画制作がうまくいくために、とても大切なことです。

著作権の問題

AIによって生成された作品の著作権は、依然として大きな議論の対象です。クリエイターの意志とAIの役割をどのようにバランスさせるかが重要になります。

創造性への影響

AIが創作活動を支援することで、人間の創造性が損なわれる可能性も指摘されています。しかし、AIを適切に利用することで、むしろクリエイティビティを刺激することも可能です。

公正な利用の推進

AI技術の公正な利用を推進するためには、技術開発者、利用者、法制度など、多方面からのアプローチが必要です。このような取り組みが、健全な発展を促すことになります。

故人作品のAI制作へのニーズ

故人作品のAI制作へのニーズ

新たな技術で息吹を与える

AIを使って亡くなった人の漫画作品を作ることは、その人が生前に残したアイデアや未完成の作品に新しい息吹を与えるために、非常に注目されています。この技術を使うことで、その人が後世に伝えたかったことを形にし、新しい世代の人々に知ってもらうことができます。しかし、このような方法で作品を作ることは、ただ単に技術を使って新しいものを作るだけではありません。実際には、亡くなった人の意志やメッセージを、私たちがどれだけ正確に理解し、再現できるかが、このプロジェクトの成功にとって非常に重要です。つまり、AI技術を使って故人の作品を制作することは、故人への敬意を表し、その遺志を継承するという意味も含まれているのです。

遺志を継ぐ

AIは亡くなった人の絵を模倣できますが、新しいアイデアを生み出す能力は限定的です。AIは過去のデータを基に作品を生成しますが、人間のようにゼロから新しい発想をすることは難しいとされています。AIは創造的なプロセスをサポートするツールとして有効ですが、新しいアイデアの創出には人間の創造性が必要です。

AI活用の未来と提案

AI活用の未来と提案

持続可能なクリエイティブ業界の構築

AI技術の成長が、芸術やデザインの世界に新しい可能性をもたらしていることは間違いありません。この技術を上手く使うことで、これまでにないアイデアや表現が生まれる可能性があります。人間とAIが一緒になって作品を作ることは、新しい創造性を生み出すきっかけとなるでしょう。

クリエイターとAIの協働

クリエイターとAIが協働することにより、未来のクリエイティブ業界はより豊かな表現が可能になります。AIのサポートを受けながらも、人間の創造性が中心となるべきです。

技術の倫理的利用

AI技術の倫理的な利用を推進することは、業界全体の健全な発展に不可欠です。クリエイターの権利を保護し、技術の進歩を適切に管理することが求められます。

未来への展望

AIのさらなる進化により、クリエイティブ業界はこれまでにない形で拡張されるでしょう。その可能性を最大限に引き出すためには、技術的なイノベーションと倫理的な考慮が重要となります。

まとめ

まとめ

鳥山明先生とAIの未来

漫画作りの世界において、鳥山明先生のような偉大なクリエイターの遺産とAI技術の成長は、大きな変化をもたらしています。この二つの組み合わせは、まったく新しい創造の可能性を開くと同時に、私たちにエシカル(倫理的)な問題への対応を考えさせます。たとえば、AIが作り出す作品がクリエイターのオリジナルなアイデアやスタイルをどう反映していくか、そしてそれがどのように著作権や創造性に影響を与えるかなど、多くの課題があります。

しかし、これらの挑戦は、同時にクリエイティブ業界に新しい展開をもたらすチャンスでもあります。AIと人間が協力することで、私たちは今までにない表現やアイデアを探求できるようになります。このように、AIの進化とクリエイターの才能が融合することで、漫画制作に新たな時代が訪れようとしています。この変化は、ただ作品を作る技術に止まらず、私たちが物語をどう伝え、受け取るかにも影響を及ぼすでしょう。

最終的に、AI技術の進化とクリエイターの遺産がどのように融合し、新しい価値を創造していくかは、今後のクリエイティブ業界の動向を左右する重要なポイントです。この進展がクリエイティブ業界にもたらす新たな時代に、私たちは大きな期待を寄せています。

堀井雄二氏のデザインでAIにお願いしてみた

スライム
仮に「鳥山明ドラクエモンスターズLoRA」があったとしても画風は真似できるが「不定形のドロドロとした」というプロンプトから、しずく型の可愛い顔のある玉ねぎスライムは生成出来ないとおもいます。ハルシネーションを意図的に狙ってならいけるかもしれない。

キャラクターデザインの楽しさを教えていただき、ずっとデザインの「心の師匠」と思っていました。いや、これからもです。
ありがとうございました!!!!!
 

StableDiffusion使用LoRAモデル→Dragon Ball Super Style LoRA

©TEZUKA PRODUCTIONS

ファンアートの注意書
1️⃣ 著作権表記: 『ドラゴンボール』のキャラクター孫悟空をモチーフにした画像はファンアートであり、著作権は鳥山明・東映アニメーションに帰属します。
2️⃣ 内容説明: AIツールを使用し、原作キャラクターに敬意を表して制作されました。
3️⃣ 免責事項: 非商用目的で使用されており、著作権は元の権利所有者に帰属します。

 


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